歌謡曲〔ポップス〕とは、我流に聴くもの、我流に聴くから歌謡曲〔ポップス〕！
その楽曲を聴く人の数だけ、その楽曲世界があることの証明でもある！

ささやかな一庶民の真摯な耳を通したポップス論が、歌謡曲論を炙り出す。
しいては、山下達郎というミュージシャンが姿を現してくる。

「新聞配達のアルバイトと、横浜の予備校に通う日々･･････。
　あてどない不安と焦りをやわらげてくれたのは、
　夏を象徴する洋楽っぽいサウンドだった。」

本物の歌謡曲は永遠に廃れない

書籍『ポップスの規矩　私見 歌謡曲論』のホームページにお越しいただき、
ありがとうございます。
本書は、著者の浪人時代と今を支える究極のポップアーティスト山下達郎を
徹底的に分析した本です。

「山下達郎さんといえば、私たちにとっては神様みたいな存在というか、
アマチュア時代にバンドをやっていくなかで、達郎さんはカガミというか、
すごい人だという意識があった。その達郎さんのアルバムにですいよ、
私の声が参加するというのは光栄中の光栄で感激しました。
当日、スタジオで待っている間、すごくドキドキしていた。」

「あの人は、本当に官能のアカデミーというか、はごろもをまとった鬼です。
ポップミュージックの鬼です。」

桑田佳祐

小林克也とのラジオでの対談で、
「達郎、音楽で一番大切なものは何？」
と尋ねられて、
「力」
と応えた。

音楽における　”力の美”、達郎の音楽を観れば〔聴けば〕わかる！
音楽における　”美の力”、達郎の音楽を感じればわかる！

山下達郎の 「クリスマス・イヴ」が名曲たる所以はどこにあるのか？
本書を読めば、その端緒が感じ取れるはずである！
山下達郎という音楽家、山下達郎 の音楽、山下達郎の音楽観が本書でわかる！

達郎は、イチローである！
達郎は、丹下健三である！
達郎は、尾形光琳である！
達郎は、小津安二郎である！
達郎は、北大路魯山人である！
達郎は、藤原定家である！
達郎は、マラルメである！
達郎は、フローベールである！

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